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2025-09-02 14:39:00

夏バテと秋バテについて

🌞夏バテと秋バテ、どう違うの?

 

夏バテと秋バテは、季節の変わり目に体がうまく順応できずに起こる体調不良ですが、その原因と症状は異なります。

 

🍉夏バテの特徴と原因

 

夏バテは、主に高温多湿の環境と、それに伴う食欲不振冷たいものの摂りすぎによって起こります。

  • 高温多湿による自律神経の乱れ: 暑さから体温を調節するために汗をかきますが、これが過度になると自律神経が乱れ、だるさや倦怠感を引き起こします。

  • 冷房による冷え: 室内と屋外の激しい温度差により、体温調節がうまくできなくなり、自律神経がさらに乱れます。

  • 食欲不振: 暑さで食欲が落ち、栄養不足に陥りやすくなります。特に、エネルギー源となるタンパク質やビタミンが不足しがちです。

  • 冷たいものの摂りすぎ: 冷たい飲み物や食べ物を摂りすぎると、胃腸が冷えて消化機能が低下し、食欲不振や下痢につながることがあります。

【夏バテの主な症状】

  • だるさ、倦怠感

  • 食欲不振、吐き気

  • 集中力の低下

  • 頭痛

  • 下痢や便秘


 

🍂秋バテの特徴と原因

 

秋バテは、夏の冷えや疲労が蓄積した状態で、気温の変化に対応しきれずに起こります。

  • 夏の冷えと疲労の蓄積: 夏の間に冷房などで体が冷え、胃腸の働きが弱まったり、睡眠不足などで疲労が蓄積している状態。

  • 急激な気温の変化: 秋になると日中と朝晩の気温差が大きくなります。この気温差に対応しようとして、体が大きなストレスを受け、自律神経が乱れます。

  • 乾燥: 秋は空気が乾燥しやすいため、喉や鼻の粘膜が弱まり、風邪を引きやすくなります。

  • 季節の変わり目特有のストレス: 日照時間が短くなることや、気圧の変化も自律神経に影響を与えることがあります。

【秋バテの主な症状】

  • だるさ、倦怠感

  • 胃もたれ、食欲不振

  • 風邪を引きやすい

  • 睡眠の質の低下

  • イライラ、気分の落ち込み


 

🌻今日からできる!夏バテ・秋バテ対策

 

それぞれの原因を理解したら、適切な対策をとりましょう。

 

🍉夏バテ対策

 

  • バランスの取れた食事: 夏の暑さに負けないよう、タンパク質(肉、魚、大豆製品)やビタミンB群(豚肉、うなぎ)を積極的に摂りましょう。また、食欲がない時でも、冷たい麺類だけでなく、温かい汁物や消化の良いものを加えると良いでしょう。体内の余分な熱を冷ます為に苦みのあるものゴーヤー、キュウリなどの瓜類、ただ胃腸を冷やし過ぎないために、しょうがやしそ、にんにくなど体を温める薬味を添えるとバランスが整うのと殺菌作用で食中毒の予防にもなると言われます。

  • 適度な水分補給: 水分だけでなく、ミネラルや塩分も適度に摂ることが大切です。スポーツドリンクや梅干し、塩分を含むおやつなども効果的です。但し、塩分は天然の塩を摂るのが大切です。

  • 冷房の使い方: 冷房は効かせすぎず、外気温との差を5℃以内に抑えるようにしましょう。また、冷気が直接体に当たらないように工夫したり、羽織るものを用意したりしましょう。


 

🍂秋バテ対策

 

  • 体を温める食事: 夏に冷えた体を温めるため、根菜類、ショウガ、ニンニク、カボチャなどを使った温かいスープや煮物などを摂りましょう。また乾燥による呼吸器系のトラブルを防ぐために体を潤す薬効のある食材として、柿や栗、キノコ類、ぎんなん等の旬の野菜や果物を摂るのも良いでしょう。

  • 入浴で体を温める: ぬるめのお湯にゆっくり浸かり、体を芯から温めて血行を促進させましょう。自律神経のバランスを整える効果も期待できます。

  • 適度な運動: 軽いウォーキングやストレッチは、血行を良くし、自律神経を整えるのに役立ちます。

  • 質の良い睡眠: 疲労回復のためには、十分な睡眠が不可欠です。寝る前にスマートフォンを控える、リラックスできる音楽を聴くなど、睡眠環境を整えましょう。


◎夏バテも秋バテも、自律神経の乱れが大きな原因となっています。日々の生活で、気温の変化に合わせた工夫をすることで、季節の変わり目を元気に乗り切りましょう!💪