北上リハビリ整体『SHU』

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2025-03-11 16:42:00

実習での衝撃的な学びで目から鱗

私が養成校3年生だった頃、実習で訪れた東京の病院は、全国的にも先駆けて訪問リハビリを行っている施設でした。当時はまだ介護保険制度もなく、学校の授業でも「訪問リハビリ」や「在宅リハビリ」という言葉すらほとんど聞いたことがありませんでした。

 

その病院での実習初日に「患者さんを診る際に大切なことは何?」と質問され、私は教科書的な答えをしました。つまり「筋力や歩行の安定性を評価し、問題点を見つけて治療し、出来るだけ早く自宅へ復帰させることが大切」と。しかし、指導者から返ってきたのは意外な言葉でした。

 

「それは本人が本当に望んでいること?それでその方は幸せなの?」

 

最初は何を言われているのか分かりませんでした。しかし続けて「なぜ筋力が必要なの?なぜ歩けなければならないの?」と問いかけられました。さらに、「どんな場面で、どのくらい歩くのか?そのためには何が必要なのか?それが今出来ない理由は何なのか?こうした視点があって初めて、筋力や歩行能力を評価する意味が出てくるのでは?」と指摘されたのです。

 

加えて、「退院のために必要なのは、身体機能だけではない。家庭環境、家の周囲の状況、家族関係、退院後の生活、経済状況など、さまざまな要素を知った上でなければ、適切なリハビリを進めることはできないよね?」と言われました。これまで全く意識していなかった視点を突きつけられ、私は大きな衝撃を受けました。正に目から鱗でした!

 

この経験を通して、「リハビリは身体機能を改善することだけが目的ではなく、その人がどのような人生を送りたいのかを考えることが大切なのだ」と気づかされました。身体だけを診るのではなく、その人の役割や目標を理解しなければ、本当のリハビリにはならないそのことを痛感した瞬間でした。

 

この実習を機に、訪問リハビリに対する関心が高まりました。しかし、岩手に戻り就職してからは、訪問リハビリを実践する機会はなかなか得られませんでした。理学療法士になって10年後に介護保険制度が始まるちょっと前まで、その「訪問リハビリ」という言葉すら身近にない状況が続いたのです…。

2025-03-08 16:10:00

痛みについて②

痛みの原因と対処法

よく耳にする痛みには、関節痛・筋肉痛・神経痛などがあります。痛みは通常、体の異常を神経が脳へ信号として伝え、脳がその信号を「痛み」と認識することで発生します。これは体が異常を察知し、警告を発している状態です。

しかし、痛みの部位が特定できなかったり、間違っていたりすることがあります。また、精神的ストレスや疲労によっても痛みを感じることがあるため、痛みの原因は単純ではありません。

例えば、関節痛の場合、関節自体ではなく、その周囲の筋肉や皮膚の状態に問題があるケースもあります。そのため、レントゲンでは異常が見つからず、「関節には問題がない」と診断されることがあります。しかし、これは医師の誤診ではなく、レントゲン上の判断に基づいたものです。

このような場合、痛み止めや湿布が処方されることがありますが、効果が感じられない場合もあります。そこで試していただきたいのが、私たちセラピストの施術です。

 

セラピストの役割

 

医療機関では理学療法士(療法士)が、筋肉や関節の柔軟性、筋力、バランス、動作などをチェックし、痛みの原因を探ります。しかし、医師の指示がなければ療法士によるリハビリ(施術)を受けることは出来ません。

一方、接骨院・鍼灸院・整体院では、それぞれ異なるアプローチで痛みの改善を目指します。ただし、整体院には国家資格を持たない施術者がいる場合もあり、慎重な選択が必要です。無資格者による施術事故が増えているため、今後は無資格者の広告や営業の規制が厳しくなると考えられます。

 

適切な施術を受けるために

 

痛みの原因を正確に特定するには、明らかな外傷がない場合であれば、動作の癖や姿勢のチェックが重要です。そのため、医療機関で療法士による評価を受けることをおすすめします。しかし、医師の指示がなければ療法士の施術を受けられない現状があります。

そのため、知識や技術を活かして直接患者様と向き合い、痛みの改善をサポートするために整体として開業する療法士が徐々に増えています。

 

当店のアプローチ

 

当店では、以下のような観点から痛みの原因を分析し、最適な対策を提案します。

  • 痛みの部位と状況の確認
  • 関連する筋肉のチェック
  • 日常生活の動作や姿勢の評価
  • 環境面(デスクワーク時の椅子の高さなど)の確認
  • 食生活・睡眠・体質の考慮

これらを総合的に分析し、施術・動作指導・セルフケアのアドバイスを行います。

私自身も腰痛や五十肩を経験したことがあるため、痛みのつらさはよく理解しています。痛みから解放され、安心して生活を送れるよう、信頼できる施術を提供することが私の使命です。

 

当店を選んでいただいた方が、1日でも早く悩みから解消され、笑顔で過ごせるよう全力でサポートしてまいります。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2025-03-06 22:40:00

痛みについて①

元々理学療法士になったきっかけである、腰痛などの『痛み』についてが、私の中では一番気になるテーマでした。

実際、私自身もラグビーをやめた後も、腰痛や膝痛などの痛みがあり、元々は運動嫌いという事もあり、トレーニングやケアなどもやる方では無かったのも悪いのですが(^-^;

そこでリハビリ養成校に入ってからはその様な痛みに関する治療などを教える学校だと思いましたが、特に1年次は、生理学、解剖学、病理学など、全く見た事も聞いた事も無い内容の講義が続き、正直「何かイメージと違う。失敗したな~」と考えながらの学生生活でした。

ちょっと本題から逸れそうなので、話を戻します。

そんなこんなで、直接痛みの治療的な技術などはあまり学ばないまま卒業し、国家試験にも奇跡的に合格して理学療法士になり、総合病院に就職しました。

リハビリを行う方々は病気やケガによって、動きが悪くなり、日常生活に支障が出ている方なので、関節運動や筋力トレーニング、動作練習などを行っていくのですが、その中でやはり多くの方が口にするのが「この痛みが無ければ、もっと動けるのに~」等という痛みに関しての訴えでした。

そこで、その痛みを少しでも改善する為にどの様な手段があるのか?という事を様々調べたり、上司に聴いたりしながら、少しずつではありますが、良い変化を出せる様にはなりましたが、まだまだ納得するほどにはなれませんでした。※当時はインターネットなども無いので、簡単に検索するという手段も無いので、周りにある文献などを見る位しか出来なかったですね。

こんなエピソードから、更に痛みについて調べて、技術を身に付けようと思い、様々な迷走?が始まりました!

2025-03-06 22:24:00

何故、理学療法士を目指したの❓

そもそも高校2年生まで、理学療法士という言葉も、リハビリという言葉も知りませんでした。

ただラグビーをしていて腰痛になり、整形外科へ通った際に、腰椎牽引や低周波などの物理療法を受けている横で、患者さんの身体を動かしたり、

動作指導をしている様子を見て、マッサージでもないし、もちろん医師でも看護師でも無く、これは何の仕事なのかと思い、調べた所、リハビリというのがあり、

理学療法士や作業療法士という職業があるというのをそこで初めて知りました。ただ…私がその仕事を知るきっかけになった整形外科で患者さんの治療をしていたのは、柔道整復師の方だったという事を後で知りましたが・・・(^^;)

そこからリハビリの養成校が当時東北には3校しかなく、その中で岩手にもある事をしり、そこからは、それまでの工学系の大学志望から、リハビリ系の専門学校志望へ変更しました。

そして何とかギリギリ?岩手リハビリテーション学院の理学療法学科に入学出来、そこからが理学療法士へ向けてのスタートです!

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2025.03.12 Wednesday