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春バテ
皆さん『春バテ』って聞いたことがありますか❓
春バテとは、
主な症状
* 体がだるい、疲れやすい
* 頭痛、めまい
* 食欲不振、胃もたれ
* 便秘、下痢
* イライラ、不安感
* 睡眠不足、不眠
原因
* 寒暖差: 春は気温の変化が大きく、体が対応しきれないことがあります。
* 気圧の変化: 低気圧が近づくと、自律神経が乱れやすくなります。
* 生活環境の変化: 進学や就職などで生活リズムが乱れることがあります。
* ストレス: 環境の変化によるストレスも、自律神経の乱れにつながります。
対策
* 生活リズムを整える: 十分な睡眠とバランスの取れた食事を心がけましょう。
* 適度な運動: ウォーキングやストレッチなど、軽い運動を取り入れましょう。
* 体を温める: 入浴や温かい飲み物で体を温めましょう。
* リラックスする時間を作る: アロマや音楽などでリラックスする時間を作りましょう。
* 栄養バランスの取れた食事: ビタミンB群、ビタミンC、
注意点
* 症状が重い場合は、医療機関を受診しましょう。
* 無理せず、ゆっくりと体を慣らしていくことが大切です。
春バテは、誰にでも起こりうるものです。早めに対策をして、
何か気になる事があれば、当店にご相談下さい🙇♂️
経験からの変化
最初の就職先は総合病院でした❗
総合病院なので、整形外科、脳神経外科、外科、内科など、
さまざまな診療科からリハビリの処方が出ます。
当時は理学療法士や作業療法士がまだ少なく、担当する患者さんの
人数も多い状況でした。
さらに、スタッフが休めばその分の患者さんも診なければならず、
入院患者さんはもちろん、外来患者さんも担当するという忙しい
毎日でした💦
今では療法士の数も増え、急性期・回復期と担当が分かれていますが、
当時は急性期から慢性期まで全て対応しなければならず、若い療法士の方々
には想像できない環境かもしれませんね😅
そんな大変な状況でしたが、逆に多くの症例を経験できるチャンスでもありました。
限られた時間でどう変化を出すか、幅広い年齢層の患者さんとどうコミュニケーションを
取るか、日々考えながら取り組んでいました。
その中で気づいたのが、勉強の大切さです。学生時代は大嫌いだった勉強も、
患者さんのために必要性を感じ、文献を読んだり研修に参加したりするようになりました✍️
その辺りから不思議なことに、何度聞いても頭に入らなかった教科書の内容が、
スッと理解できるようになり、次第にこの仕事の楽しさを感じるようになっていきました😄
その後は学会発表や各種研修会に積極的に参加し、気づけば研修会を企画したり、
講師として登壇したりする立場に。人は環境によって変わるものだと、実感しています🤣
実習での衝撃的な学びで目から鱗
私が養成校3年生だった頃、実習で訪れた東京の病院は、全国的にも先駆けて訪問リハビリを行っている施設でした。当時はまだ介護保険制度もなく、学校の授業でも「訪問リハビリ」や「在宅リハビリ」という言葉すらほとんど聞いたことがありませんでした。
その病院での実習初日に「患者さんを診る際に大切なことは何?」と質問され、私は教科書的な答えをしました。つまり「筋力や歩行の安定性を評価し、問題点を見つけて治療し、出来るだけ早く自宅へ復帰させることが大切」と。しかし、指導者から返ってきたのは意外な言葉でした。
「それは本人が本当に望んでいること?それでその方は幸せなの?」
最初は何を言われているのか分かりませんでした。しかし続けて「なぜ筋力が必要なの?なぜ歩けなければならないの?」と問いかけられました。さらに、「どんな場面で、どのくらい歩くのか?そのためには何が必要なのか?それが今出来ない理由は何なのか?こうした視点があって初めて、筋力や歩行能力を評価する意味が出てくるのでは?」と指摘されたのです。
加えて、「退院のために必要なのは、身体機能だけではない。家庭環境、家の周囲の状況、家族関係、退院後の生活、経済状況など、さまざまな要素を知った上でなければ、適切なリハビリを進めることはできないよね?」と言われました。これまで全く意識していなかった視点を突きつけられ、私は大きな衝撃を受けました。正に目から鱗でした!
この経験を通して、「リハビリは身体機能を改善することだけが目的ではなく、その人がどのような人生を送りたいのかを考えることが大切なのだ」と気づかされました。身体だけを診るのではなく、その人の役割や目標を理解しなければ、本当のリハビリにはならない…そのことを痛感した瞬間でした。
この実習を機に、訪問リハビリに対する関心が高まりました。しかし、岩手に戻り就職してからは、訪問リハビリを実践する機会はなかなか得られませんでした。理学療法士になって10年後に介護保険制度が始まるちょっと前まで、その「訪問リハビリ」という言葉すら身近にない状況が続いたのです…。
痛みについて②
痛みの原因と対処法
よく耳にする痛みには、関節痛・筋肉痛・神経痛などがあります。痛みは通常、体の異常を神経が脳へ信号として伝え、脳がその信号を「痛み」と認識することで発生します。これは体が異常を察知し、警告を発している状態です。
しかし、痛みの部位が特定できなかったり、間違っていたりすることがあります。また、精神的ストレスや疲労によっても痛みを感じることがあるため、痛みの原因は単純ではありません。
例えば、関節痛の場合、関節自体ではなく、その周囲の筋肉や皮膚の状態に問題があるケースもあります。そのため、レントゲンでは異常が見つからず、「関節には問題がない」と診断されることがあります。しかし、これは医師の誤診ではなく、レントゲン上の判断に基づいたものです。
このような場合、痛み止めや湿布が処方されることがありますが、効果が感じられない場合もあります。そこで試していただきたいのが、私たちセラピストの施術です。
セラピストの役割
医療機関では理学療法士(療法士)が、筋肉や関節の柔軟性、筋力、バランス、動作などをチェックし、痛みの原因を探ります。しかし、医師の指示がなければ療法士によるリハビリ(施術)を受けることは出来ません。
一方、接骨院・鍼灸院・整体院では、それぞれ異なるアプローチで痛みの改善を目指します。ただし、整体院には国家資格を持たない施術者がいる場合もあり、慎重な選択が必要です。無資格者による施術事故が増えているため、今後は無資格者の広告や営業の規制が厳しくなると考えられます。
適切な施術を受けるために
痛みの原因を正確に特定するには、明らかな外傷がない場合であれば、動作の癖や姿勢のチェックが重要です。そのため、医療機関で療法士による評価を受けることをおすすめします。しかし、医師の指示がなければ療法士の施術を受けられない現状があります。
そのため、知識や技術を活かして直接患者様と向き合い、痛みの改善をサポートするために整体として開業する療法士が徐々に増えています。
当店のアプローチ
当店では、以下のような観点から痛みの原因を分析し、最適な対策を提案します。
- 痛みの部位と状況の確認
- 関連する筋肉のチェック
- 日常生活の動作や姿勢の評価
- 環境面(デスクワーク時の椅子の高さなど)の確認
- 食生活・睡眠・体質の考慮
これらを総合的に分析し、施術・動作指導・セルフケアのアドバイスを行います。
私自身も腰痛や五十肩を経験したことがあるため、痛みのつらさはよく理解しています。痛みから解放され、安心して生活を送れるよう、信頼できる施術を提供することが私の使命です。
当店を選んでいただいた方が、1日でも早く悩みから解消され、笑顔で過ごせるよう全力でサポートしてまいります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
痛みについて①
「痛み」との出会い、そして迷走の始まり
理学療法士を目指すきっかけになったのは、ラグビー中に経験した「腰痛」でした。
だからこそ、「痛み」は自分の中でずっと気になるテーマでした。
実際、ラグビーを引退した後も、腰や膝の痛みに悩まされ続けていました。
もともと運動嫌いなこともあり、トレーニングやケアもほとんどせず……痛みがあるのも、ある意味当然だったのかもしれません(苦笑)
そんな状態でリハビリの養成校に進学し、「痛みの治療を学ぶんだ!」と意気込んでいたのですが……
ふたを開けてみると、1年次に待っていたのは、生理学・解剖学・病理学など、聞いた事も想像した事も無いような座学の嵐。
「…あれ?なんかイメージと違うぞ? 失敗したかも…」そんな思いを抱きながら、戸惑いの学生生活が始まりました。
(話がそれましたね。ちょっと本題に戻ります。)
結局、痛みに直接アプローチするような技術はあまり学ばないまま卒業。
なんとか国家試験にも合格し、無事に理学療法士として総合病院へ就職することができました。
病院では、病気やケガで身体の動きに制限が出てしまった方々と向き合います。
関節を動かしたり、筋トレや動作練習を行ったりする中で、ほとんどの患者さんがこう言います。
「この痛みさえ無ければ、もっと動けるのに…」その言葉を何度も耳にするたび、やっぱり「痛み」をなんとかしてあげたいという思いが強くなっていきました。
ではどうすれば痛みを改善できるのか?
治療のヒントを求めて、文献を読み漁ったり、先輩や上司に相談したり…。(当時はインターネットもまだ普及しておらず、検索もできない時代。情報を集めるのも一苦労でした)
少しずつ手応えは感じ始めていましたが、それでもまだ、自分の中で納得できるレベルには程遠くて――
こうして私は、「痛み」に向き合い続ける日々と、技術を探し求める迷走?の旅へと足を踏み入れていくことになりました。

